名義変更の流れについて

名義変更の流れ

(1)名義変更とは

部屋の名義を契約途中で変更することを名義変更といいます。
名義変更が必要な例としては、


  • ・ 契約者は転居するが同居人が部屋を引き継いだ
  • ・ 契約者が死亡、または離婚した
  • ・ 結婚して世帯主が変更になった
  • ・ 社宅のため、法人名義で借りていた部屋を個人名義にする
  • ・ 未成年のため親名義で契約していたが、成人したので子名義にする

などの理由が上げられます。
こうした場合には原契約者の契約を解約し、新契約者と契約を結び直す必要があります。

(2)新規契約との違い

  • ・契約期間が新契約者に引き継がれるので、契約終了日に変更はない
  • ・原契約者は退去時に支払う負担金が無く、また立会の手間もない
  • ・新契約者は初期費用が軽減する(名義変更の費用だけで入居可能)
  • ・新契約者は、部屋の設備状況を原契約者から自由に知ることができる

などがあります。
ただし、新契約者には新規契約時と同様に保証会社加入と火災保険加入が必須となります。

(3)名義変更にかかる費用の内訳

(A) 保証契約料
保証会社にお支払する契約料。当社では月額総支払額(家賃、共益費、駐車場料などの合計額)の60%を基準としております。(ただしテナントはその限りではありません)
(B) 契約事務手数料
当社にお支払いただく手数料。当社では、月額支払額(家賃+共益費)×税をお支払いただきます。
(C) 安心トラブルサポート費
鍵の紛失や排水詰まりといった入居者様過失による火災保険で対応できないトラブルを無料ないし低額で実施するサービスです。15,000円(税別)をお支払いただきます。
(D) 火災保険
契約の際には原則加入していただく保険。当社で紹介した保険に加入していただく時もあれば、原契約者より名義を変更して新契約者に引き継ぐことが出来る保険もございます。原則20,000円お支払いただきます。
(ただしテナントや事務所はその限りではありません)
(E) 契約開始月の賃料
契約開始月と翌月分の賃料をお支払いただきます。
例として、4/1付けで家賃70,000円、共益費3,000円の部屋を火災保険に新たに加入して名義変更をする場合、

(A) (70,000+3,000)×0.6=43,800円
(B) (70,000+3,000)×1.1=80,300円
(C) 15,000×1.1=16,500円
(D) 20,000円

(A)+(B)+(C)+(D)=160,600円お支払いただく必要がございます。

※原契約者様が敷金を預けている場合、上記金額に加算されます。

なお、保証会社には審査がございますので、審査で承認が下りましたら初めて名義変更の手続きに進むことができます。審査が不承認だった場合は別の保証会社に同様の審査を打診する場合がございます。
料金シミュレーション
※あくまでも概算のため、実際のご請求金額は異なる場合がございます

対象:

家賃:(税抜)

共益費:(税抜)

結果:

(4)実際の流れ

実際の流れ

お手続きに3カ月弱お時間がかかりますので、
余裕をもったお申込みをお願いいたします